上野歯科医院は、半径300ｍ以内に30件もの歯科医院が乱立する「歯科ロード」と呼ばれる競争激しい立地にあります。このような立地条件ですから、歯科医院経営を安定させるのは至難の技。他立地であれば通用する経営戦略であっても、東京都の世田谷区なんかでは通用しないでしょう。

実際の所、上野歯科医院も一時期は新患集めに苦労していた時期がありました。それまでは、来る者拒まずどんな患者様も受け入れ診療していたと言います。しかし上野氏が副院長に就任したことをきっかけに、それまでいたスタッフが総退職することになるという大きなピンチが訪れます。しかしこれを機に、医院改革に乗り出した上野氏はほどなくして「集患にはいくつかルールがある」ことに気付いたといいます。

そして、この気付きが上野歯科医院の快進撃の狼煙となり、瞬く間に予約表がびっしりと埋まり、今ではひっきりなしに新患が訪れる予約3ヶ月待ちの医院になっているのですが、一体、上野氏は何に気付き、どのような方法を取っているのでしょうか。

その施策は次の2つです。

それは、決まった時間に決まった客層が医院の付近を通るということです。

例えば、上野歯科医院の場合、午前11時頃には近隣保育園の園児たちが散歩で必ず医院の前を通ること、夕刻には買い物かごを下げてスーパー帰りの主婦が多いことなど、決まった時間に決まった人が医院の前を通っていました。そこで彼女は、これらの客層に向けたアピールをすることが出来れば、自然と新患が増えるのではないかと考えたのですが、ここに上野氏の集患テクニックの凄さがあります。

冒頭でも少し触れたように、一般的な集患方法では、広告を打ったり設備などの特徴を訴えるなど間接的なものです。スタッフの接遇に力を入れたとしても、その善し悪しは実際に患者様が医院に訪れてくれなければ実感してもらうことが出来ません。その為、彼女は直接的に見込み患者に対して医院をアピールすることが重要だと考え、毎日●●時になると医院前の清掃を行うなど、見込み患者と同じように決まった時間に医院前に立ち、面識を深めていったのです。

通常、新患が増えればそれを成功と喜ぶでしょう。しかし、彼女の医院改革はまだまだ続きます。これは上野歯科医院に限った話ではないのですが、現代人は時間に追われる忙しい日々を送っています。その為、歯医者での治療時間や待ち時間が長いと患者離れの要因となります。

その結果、患者様の間で「待たなくて良い歯科医院」「忙しくても通える歯科医院」と認識されるようになり、さらに口コミでの評判が広がり上野歯科医院の新患はますます増えていったのです。

また、院内の治療時間を徹底して管理することで、院内でも今までの倍の速度で治療が行えるようになり、それに比例して売上も伸びていきました。

これが上野歯科医院を3ヶ月待ちの人気クリニックへと発展させた秘密です。

今の時代、様々なマーケティング方法がありますが、その多くは新しい設備が必要になったり、スタッフ研修を行うなど費用と時間、手間がかかるものが多いです。しかし、上野歯科医院で行っているマーケティング方法は、清掃の時間帯を一定にするなど、普段行っている業務にちょっとした工夫を施すだけで、1円もかけずに新患を増やし医院を成長させることが出来るのです。

無料で集患が可能となり、さらには院内業務も円滑に回るようになり、売上もあがるのですから、この方法を医院に導入しない選択はないでしょう。

そこで今回、上野氏にお願いして、上野歯科医院が行っている集患方法と院内業務フローの仕組みの全てを公開して頂くセミナーを行って頂きました。そして、その全てを収録したDVDをご用意致しました。

などなど、院長先生にとって目から鱗のノウハウが約120分に渡って収録されています。 しかも、今回は「DVDを見た方が真似するだけで結果が出るように」という上野氏の配慮があり、実際のテクニックだけでなく、上野氏がどのように考えて戦略を行っていったのか。その手順とロジックが収録されています。

その為、貴医院でも導入するにあたって、特別なことをする必要はなくDVDの中で上野氏が紹介している方法を真似するだけで、面白いように新患を集めることが出来るようになっています。