はじめまして、こんにちは。
医療法人社団ひまわり歯科 理事長 北澤 敦（きたざわ あつし）と申します。

歯科医療総研さんの方から「ぜひその経営ノウハウのお手紙を書いていただきたい！」とご依頼がありましたのでキーボードをたたくことにいたしました。

本当に患者様が何を求めているのかがわからずに治療をすれば、次にその治療院を訪ねてくることはなくなってしまうでしょう。また患者様もベストな治療がほかにあったことに気づかずに終わってしまうかもしれません。

それも利益が十分にとれていることと、その利益をスタッフに大いに還元し、できるだけ長く勤めてほしいという私の方針から、産休をとって復帰するスタッフや20年や10年超えのスタッフも多いのですが、私の大事な宝として勤務してもらえる信頼できるメンバーがそれに応えていてくれているのはとてもありがたいことです。

それに加えてリコール患者様は口をそろえて「また先生に診てもらいたい！」と思って受診してくれるというお声をいただき、本当にうれしい限りです。

これらは経営状態に直結するのでとても重要です。

先生方もご存じの通り、歯科医院は数も多く患者様はどこに通うか選びたい放題の状態です。

私も開業したころは技術だけを必死に学び、「歯を診る」ことだけに徹していました。

しかし、ある患者様に出会ってから「ある大事なこと」に気づかされました。その患者様は総入れ歯をされていて、ちょっと噛みにくいということでした。

どう見ても噛み合わせや位置、見た目もさることながら歯科医師的にはちょっと…というような状態でした。

普通でしたら、その機能性だけを重視した治療の提案をするところでしたが、その患者様の楽しみである「歌」を踏まえた治療をしてあげること＝歯だけでなくその患者様の生活そのものを踏まえた治療が大事なのではないか？と気づいたのです。

人にとってのルールブックは患者様それぞれ。最大限にその人の希望や生活を背景に歯を診ること。

「今、目の前の人が希望される生活を手に入れるには、どのような歯科治療が必要なのか？」というところが大事なのではないかと思ったのです。

ちょうどスポーツ選手とコーチの関係に似ています。

この人はこういう癖があるけれど、この部分を伸ばせば金メダルに行くかもしれない。そのためにコーチは強制ではなくその人そのものに合わせたコーチングや環境をサポートします。そして選手もそのコーチを信頼してついていくからこそ結果がついてきます。

そのコーチが良ければずっとそのコーチに依頼をし続けますよね。

歯科治療も相手の能力を最大限に引き出し、より高い成果を生み出すことをサポートする治療をしなければならない。

歯だけを診ることは歯科医の患者様に対する「気づき」が薄くなってしまいます。また患者様もその治療をするにあたって「こちらの治療はこんなこともできるようになるんだ」という「気づき」がお互いに生まれます。

本当に患者様が何を求めているのかがわからずに治療をすれば、次にその歯科医院を訪ねてくることはなくなってしまうでしょう。また患者様のほうもベストな治療がほかにあったことに気づかずに終わってしまうかもしれません。

もちろん技術はありき、という前提ですが、少なくとも話も聴かずに淡々と強引に患者様の要望も聴かずに治療を進められたらどうでしょう？それがその患者様の生活にとって合わない治療であったらどうでしょう？

このデンタルコーチングを入れた治療は、歯科医にも患者様が本当に要望していることをつかむきっかけとなる「気づき」を生み、患者様もその治療をすることによって「こんな風になれる」という「気づき」がお互いに生まれるのです。

患者様が本当に「してほしかったこと」、今までの治療で出来なかったことの気づきができた時こそ、患者様も行動が変わるのです。

そのコーチングスキルを身に着けることによって、信頼関係が深まり、一生その患者様はあなたの歯科医院に通うことになるでしょう。患者様との信頼関係は技術や日々の努力だけではなかなか構築できないものです。

信頼関係の構築にはポイントがあります。

このポイントをきちんと押えなければ、残念なことにいくら頑張ってもいつまでたっても良い結果は生まれません。

そこで今回特別に、抑えるべきポイントを具体的にお伝えしますので、貴医院を「他と一味違う歯科医院」にするために大いに活用してください。

こういった聴き方によって患者様の潜在的な想いを引き出してあげて治療にあたったときの患者様の満足度は計り知れないものになります。

このようなコーチングにより、私たちの医院は次のような数字をたたき出しています。

大変安定した経営状態を保っています。

これは本当にありがたいことです。ではこのあたりでバトンをいったん歯科医療総研さんへお渡しします。

皆さんこんにちは。
歯科医療総研の山本です。

いかがでしたでしょうか？以上が北澤先生のお話です。

そして、特筆すべきは、難しい教育や、設備投資は必要ないということです。

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