はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。
欠損補綴ではインプラントやIODをなさる先生も多いとは思いますが、症例によってはリスク、患者さんの性格、金銭面等を考慮し義歯という選択をとったほうが良いこともあります。
インプラントと比べると、 オペのリスクと労力をなくせる上にロストの心配がない可逆的処置になりますので、怖がりや神経質な患者さんにも提案しやすいでしょう。
保険の義歯との違いは「隙間が少なく物が詰まりにくい」「床を薄くできる」「クラスプに代わってウイングなので審美性が高い」といったところが大きいですが、実はこのノンクラスプデンチャーは上手くできずに痛みが出てしまったり、すぐに破損してしまったりするケースもあります。
ですので、結論から言うとノンクラスプデンチャーは保険義歯より難しいと言われています。
その一番の理由としてはノンクラスプデンチャーが治療法として正式に確立されていないことで、歯科医師の理解が不足していることでしょう。
大学や先輩歯科医師も教えてくれないので、ノンクラスプデンチャーを学問として学ぶ機会が乏しく保険義歯と同じようなものと錯覚してしまうことが失敗を招く原因だと言えます。
つまりノンクラスプデンチャーの治療はまだまだ手探りな面が多いのですが、今回は独自のやり方でノンクラスプデンチャーの問題を解消された…
「医療法人ひたむき」で理事長を務める今西直人(いまにしなおと)先生をご紹介させていただきます。
医療法人「ひたむき」
理事長
今西 直人
■プロフィール
宮崎県都城市にて2015年、今西歯科クリニックを開業。2022年には同じ市内に分院「庄内おとなこども歯科」を開業。
ご自身で試行錯誤されたDr.今西式義歯設計法により破折も調整も必要のないノンクラスプデンチャーを提供。遠方からも「入歯が上手い」という評判を聞きつけた患者さんが殺到している。
今西先生のクリニックは本院分院ともに田舎のさらに郊外の立地で、普通に考えたら集患に不利な状況なのですが…
「入歯が上手いと聞いた」「あそこで入歯を作りなさいと言われた」といった患者さんが片道何十Kmもかけて押し寄せています。
しかも欠損補綴の治療方法として基本的にはインプラントの選択肢をとらない診療方針であり、それがインプラントに抵抗のある患者層を総取りしているような状態で、まさに義歯治療の名医として名を轟かせています。
今西先生が言うにはノンクラスプデンチャーは設計の段階で勝負が決まっており、
痛みはほぼなしで少し出てたとしても軽い調整で落ち着き、症例によっては餅やイカなども食べれるようになり、食事の質の大幅改善を達成させています。
しかも、特殊な機材や材料も一切不要です。ゴシックアーチも必要なく個人トレーではなく既製トレーとアルジネートでOK。
また、今西先生のクリニックの未経験ドクターでもトラブルなくノンクラスプデンチャーを提供できていることから、今西先生にしかできない義歯設計ではありません。
このような今西式義歯設計法ですが
ノンクラスプデンチャーを難しくしているのは「たわみ」の部分で、ここから痛みや緩みや破損が生じてくると今西先生は言います。
ウイングは義歯と鉤歯を固定する部分なので、ここがたわむと義歯そのものの動きを抑えられません。
逆に義歯そのものの動きを抑えきれない設計だとウイングはどうしてもたわみます。
ということは、たわみさえなければ保険義歯とメカニズムは同じになりますので、もしたわみを抑制できたら…
設計に必要な基本的な考え方(支持把持、維持、支台歯間線、メルクマール等)はレジン義歯に準じて問題ないのではないか?という発想のもとに生まれたのが「今西式義歯設計法によるたわみのコントロール」なのです。
では、今西式義歯設計法ではどのようにしてたわみへのアプローチをするのか?
ただし一般的な金属床のイメージは上顎総義歯などかと思いますが今回推奨するのは上下顎、部分床義歯での使用です。
「せっかくのノンクラスプデンチャーに金属を使うのか?」という矛盾を感じる先生もいると思いますが、舌側ウイングの代わりにメタルを用いりますので審美性は担保され、舌側ウイングのたわみの問題をほぼ解消できます。
また、従来のノンクラスプデンチャーでは実は保険義歯より適応は狭く適応症が限られてしまいますが…
舌側ウイングへの金属床の使用によって適応症を大きく拡げることもできるのです。
しかし、金属床はたわみ問題を全て解決することはできません。
唇頬側のウイングのたわみだけは起きてしまいます。
義歯が動く時に唇頬側のウイングもたわむことになるので、義歯そのものの動きを制限する必要がありますが、もちろんそれに関しても今西式義歯設計法ではクリアすることが可能です。
そこで、今回は今西先生にお願いして…
ご自身のクリニックで多くの患者さんに提供している話題の今西式義歯設計法を使って、まったくの未経験の歯科医師からベテラン歯科医師までが金属床を使ったノンクラスプデンチャーを作れるようになる実習講義を行っていただきました。
今西先生の講義は「分析方法」「設計のデザイン」「義歯自体の6つ動きの制御」という3ステップを解説し、今西式義歯設計法を明日からでも行えるような完全網羅の内容になっています。
まずは分析ですが、ここでは『咬合力』『鉤歯』『欠損様式』を確認していきます。
患者さんの咬合力の強弱。そして鉤歯のアンダーカットの有無です。
鉤歯にクビレがあるか?
あるとしたらそれはどこにあるのか?頬側なのか舌側なのか?
あとは鉤歯の予後ぐらつきがある歯を鉤歯に設定しようとしていないか?
さらには、すれ違い咬合とか遊離端とかそういったことをよく確認します。
とりあえずで大丈夫ですので、口腔内の写真を撮ってプリントアウトしてでもいいですし、模型でも構いませんので設計をデザインしておきます。
金属床のない唇頬側のウイングのたわみを起こす義歯自体の動きを制御するには支持・把持・維持で抵抗するしかありません。
そこで…
上記の①~⑥のどの動きが問題になるかを症例ごとに見極めて抵抗する設計を考える必要があります。
この6方向に動かして(動いたと仮定して)ウイングがたわまないように支持・把持・維持を工夫して設計していきます。
いかがでしょうか?
この他にも実習講義では「メタルを使わないことが売り」のノンクラスプデンチャーにメタルを使うことを患者さんに説明してクロージングする方法や、鉤歯の事前やり替えでセラミックCrが高確率(ほぼ100%)で決まる方法などの自費売上を増加させる方法まで語られています。
このように今西式義歯設計法を行う為の情報を網羅した内容になっているのですが、こちらをオリジナルセミナー動画として歯科医療総研の会員様のみに公開させていただくことになりました。
そこで、この動画教材に収録されている内容の一部をご紹介させていただきますと…
このように机上の空論ではなく、今西先生が試行錯誤の末に生み出して「とにかく入れ歯が上手い歯医者」として人気クリニックを作り上げた独自の義歯設計法が語られています。
今西先生に公開していただいた、自費率アップにつながる、トラブルなくノンクラスプデンチャーを提供できる方法はベテランドクターだけでなく未経験ドクターでも問題なく導入していただけるので…
是非ともこの機会にノンクラスプデンチャーでの義歯治療を欠損補綴の選択肢に加えていくことをご検討いただければと思います。
そして今回、興味を持っていただいた先生には少しでも安く提供したいと思い70,000円を定価にしたのですが…
先着100名様限定
とはなりますが
定価から更にお安くした
39,800円の
超特割価格
でご提供させていただきます!
さらに!
今回は貴クリニックでもすぐにご活用いただくための、
特別な特典をご用意いたしました。
しかも、今だけの期間限定とはなりますが、
通常の2倍お得にお申し込みいただける
VIPパッケージをご用意しております!
元々は、
前編は今西式義歯設計法の理論を解説したコンテンツ、
後編は実際の臨床を解説したコンテンツの
2つに分けて販売する予定だったのですが…