はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。
マウスピース矯正の登場によって矯正治療の可能性が大きく広がり、患者さんの数も増えている昨今、矯正治療に乗り出したGPの先生も多いかと思います。
もちろんマウスピース矯正はワイヤー矯正と比べたら歯科医師に求められる技術的なハードルも低くなり、とりあえずはフィニッシュまでもっていくことは可能なのですが、クリンチェック上で「ただ歯をキレイに並べればいい」というものでもないことがわかってきました。
言ってしまえばクリンチェックソフト上であればどの方向に動かしてもキレイになってしまいます。
ですので、経験が浅い歯科医師はここで大きく勘違いをしてしまいます。
例えば上顎前歯は皮質骨の領域にしか下げられないですが、クリンチェック上ではどれだけでも下がってしまいます。
部分ごとに細かくできる矯正力を調節できるワイヤーだったら骨を作りながら進めていきますが、マウスピースの場合は皮質骨で止まってしまうのです。
もしこれをやってしまったら前歯が皮質骨にぶつかって臼歯の近心傾斜となり臼歯がどんどん倒されていきます。
つまり、ただキレイに歯を並べるだけの治療を目的としていると、
クリンチェックと現実で無理が生じることも多いですし、顎の位置や身体全体のバランスを考えた治療をすることは困難になります。
そうなると、診査診断の段階で不必要な抜歯をする治療計画を立ててしまったり、矯正完了後に片頭痛をおこしてしまうなどの問題を起こす可能性があります。
ですので、マウスピース矯正の治療の臨床において重要なことは、
そこで今回ご紹介したいのが医療法人甦歯会「もりかわ歯科」の理事長のご子息でありインビザライン担当ドクターの森川康司先生です。
医療法人甦歯会 もりかわ歯科
森川 康司
■プロフィール
医療法人甦歯会「もりかわ歯科」のインビザライン担当ドクター。
2021年から父親の経営する「もりかわ歯科」で勤務を開始しインビザラインを学びはじめる。その後、インビザラインを診療に導入してたった1年足らずで年間150症例を達成しダイヤモンドプロバイダーを獲得。
29歳という若さで他に類を見ないインビザライン導入の圧倒的かつ最速の成功事例を確立した歯科医師である。
森川先生はインビザラインドクターになってたった1年程度で年間150症例を診るダイヤモンドプロバイダーとなり、多くの症例に触れながら、日々矯正治療の研鑽を続けています。
まったくの未経験からそれだけの症例を診るということは、集患に対しても努力していることは間違いないですが、集患力があるだけで腕の悪い歯医者に患者さんが集まる時代でもありません。
インビザラインの臨床においても、冒頭でお話ししたような
「診査診断をクリンチェックに反映させる」ということに注力しているからこそ支持されているのです。
クリンチェックは「挺出する」「遠心運動する」「近心運動する」など全ての方向に動くので何を目的とするのかしっかりと軸を作ることが重要だと森川先生は言います。
森川先生は関節まで考慮し、不定愁訴まで改善できるような矯正治療を信念として軸にしているので、ほとんどの患者さんには「クリンチェック上でただ歯をキレイに並べる」といった治療は行っていないそうです。
その結果、多くの患者さんに支持されてダイヤモンドプロバイダーとなっているのですが、森川先生の行っていることは他の先生でも簡単にマネできることでもありますのでポイントを特別に公開させていただきます。
現状の歯並びがどうなのかを指摘するよりも、なんでこうなったかを見つけ出すことが重要です。アングル1級~3級などといったことは現状であって診断ではありません。
そして、そのためには不正咬合の芽を見つけることが必要で、幼少期から今までのストーリーを患者さんと考えます。
例えば、幼少期に口呼吸があり、鼻が詰まっていた場合、低位舌、伸展した頭位の可能性があり下顎後退が疑われます。
また、下顎前歯の削れ具合などのチェックでも歯ぎしりが確認できますので、歯ぎしりがあれば後方部の位置に押し込まれている可能性があります。
森川先生の決めているNG項目というのが…
圧下をすると咬合高径が低くなり関節に負担がかかります。
例えばスピーを解消しようとしたときに臼歯を挺出or前歯を圧下の選択肢がありますが、関節のことや不定愁訴を考えたら挺出を選ぶべきだと言います。
歯列を狭くすることに関しては、例えば口元下げたいと言われ下顎4番を抜いて567ストップさせたまま前歯を内側にひっぱる計画はよくありますが、それをすると歯列が狭くなり、口元は下がりますがもしも顎の位置が下がっている状態だったら舌根や舌も下がります。
ですので、4番を抜いて前歯を下げてきたら今より舌の入る容積が狭くなり、気道も狭くなるのでいびきの原因になったり不定愁訴が発生することがあります。
またIPRや遠心移動にも「むやみやたらに」はやらないほうが良いとのことです。もちろん必要があると判断した場合は大丈夫です。
ここでの判断の基準の参考になるのが上顎6番です。
上顎6番を正しい位置にもってくることに重きをおいてください。
下顎は骨が動きますが上顎は頭蓋骨についているのでここを基準にするとあまり動くことがなく、6番が正しければ次の手が打てますので6番を側頭窩下(キーリッジ)に置くことが正しいです。
ですので、セファロを見て6番の位置をしっかりと確認したうえでIPRや遠心移動は判断しましょう。
インビザラインだけでは手を出さない方がいい症例というものがありますが、そんな時でもMSEを併用することで外科的なアプローチなしで治療することが可能です。
例えば、成人の方で顎が前に出ており、反対咬合の八重歯だったりした場合、八重歯で成人なので上顎の劣成長となります。
そもそも反対咬合はだいたい上顎に問題があることが多いです。
この場合は外科矯正という選択肢となりますが、セファロを見て顎を押した状態で噛んでもらったら下顎前歯と上顎前歯は切端咬合がとれるのがわかるので臼歯が開き、普段反対咬合の原因は奥歯でかめないから前歯に出して構成咬合になっていると診断できます。
そうなるとオペなしの上顎にアプローチした治療という選択肢も出てきます。
その場合の治療方法はMSEを併用して上顎にネジを打って急速拡大装置のように正中口蓋縫合を割ります。
そして4,5,6,7を一気に遠心移動します。普通は反作用をおさえるために少しずつやりますが反対咬合の場合は反作用が全部前歯にかかる力で前歯をフレアーさせるメカニズムあります。
これから上顎劣成長が増える中で、このようにMSEを併用したアプローチを確立することは必要になってきます。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した森川先生の診査診断とクリンチェックの方法は、マウスピース矯正の臨床においては知っておいてまず損のないものです。
また森川先生は勤務医であり院長ではないので、インビザラインに注力できる環境におり、経営もこなさなければいけない院長先生よりも濃く臨床の研究をすることができています。
そして、マウスピース矯正はサイエンスでもありアートの要素もあるので、個々の歯科医師の信念や考えによってゴールが変わってくるものなのです。
そこで、院長業で忙しい先生の代わりに森川先生が研鑽を重ねてきたインビザラインにおける診査診断とクリンチェックの方程式と言えるものをお伝えするためのセミナーを開催し、セミナーの内容を動画教材に収録して特別に公開させていただくことになりました。
そこで、収録内容から今回のご案内しきれなかった院長先生が得られるメリットの一部をご紹介しますと…
このように、森川先生が年間150症例を診ていく上で確立したインビザラインの臨床方法が80分に凝縮された内容が完全収録されています。
特にGPの先生は歯を1本残すために予防をしたり全力を尽くした治療をしていると思いますが、矯正となると簡単に4番を抜いてしまったりしてしまいますよね。
今回の森川先生の講義を聞いてもらえれば安易な抜歯をしない方法も選択できると思いますし、それだけでも非常に価値のあることだと思います。
今回ご紹介したのは、森川先生が多くの患者さんに支持されてきた最大の理由である…
「診査診断を正確にクリンチェックに反映させる」ためのポイントを余すことなく収めた、マウスピース矯正を行うドクターにとっては絶対に見逃してはならないと言えるほどの動画教材となっております。
ですので、普通に考えれば高額になるのですが、森川先生のノウハウに興味を持っていただいた方には少しでも安く提供して貴医院を発展へと導いてほしいと思い、69,800円で提供させていただきたいと思うのですが…
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最後までお読みいただき、有難うございました。