はじめまして、こんにちは。歯科医療総研の山本と申します。

突然ですが、院長先生に質問があります。

というのも、縁下歯石を除去する時のルートプレーニングでは、少なからず患者様の歯茎から出血があり、この出血が歯周病原菌であるPG菌を活性化させてしまうからです。良かれと思って施しているハズの歯周病治療が患者様の歯周病を悪化させていることになるのですから、歯科医の先生にとっては実に頭が痛い問題と言えるでしょう。しかし、だからと言って縁下歯石を取らなければ、それはそれで歯周病は悪化する一方ですので、まさに八方塞がりとはこのことを言うのではないでしょうか。

そこで本日ご紹介したいのが、縁下歯石を一切取らずに歯周病治療を行っている東京都新橋で開業する未来歯科の院長を務める川邉研次先生です。

川邉先生は、今まで「歯を削らない治療」「川邉流ホワイトニング」など様々なオリジナリティ溢れる治療法を確立してきた人物なのですが、歯周病治療においても、独特の考えの元に生み出された治療を行っています。

この治療法を元に、今まで30年以上患者様を治療してきた川邉先生ですが、彼は「歯周病を治しているのはあくまで患者様自身です。私は、そのお手伝いをしているにすぎません。」と言います。歯科医が歯周病を治さず、どうして歯周病が治るのかと院長先生は不思議に思われたことでしょうが、ここに川邉流歯周病治療の真髄が隠されているのです。

これが、川邉先生が発した「患者様を治したことが無い」という言葉の所以です。では、一体彼は何をどのように患者様に指導して、患者様の歯周病を改善へと導いてきたのでしょうか。

具体的には次の 2 つとなっています。

川邉先生は唾液が本来持っている、抗菌作用、洗浄作用、PH緩衝作用、咀嚼補助など計8つの力を高めることが出来れば歯周病を改善させられると考えました。そこで彼は、

また、それだけではなく、人間の体は全て繋がっているという理論の元、全身の機能低下は歯周病を促進すると考えて、正しい姿勢へと矯正させる為に、歩き方や正しい座り方なども指導していきました。この指導法は実に緻密に構築されており、若者には軽い運動を促すものであったり、運動が困難な年配者には椅子に座ったまま姿勢を矯正する方法など老若男女に対応するまで完璧にシステム化されているのです。

現在の歯科業界では歯石を取ることをメインにした歯周病治療が主流となっていますが、未だ日本には 9000 万人を超える歯周病潜在患者が存在することを考えれば、この治療法が適切と言うのは難しいのではないでしょうか。

また、この方法には冒頭でお話した通り、出血によるPG菌活性化という致命的なデメリットがありますので、この事実を知った以上は、患者様の口腔内の健康を保つ役割を担う歯科医師としては選択することは出来ないでしょう。しかし、川邉先生の行っている歯周病治療であれば縁下歯石を一切取らない為に、PG菌活性化のリスクなく、患者様の歯周病を改善へと導くことが容易となります。

ここ数年の歯科業界の動きを見てみると、歯科医院には、口腔内だけでなく、全身の健康管理の需要が増してきているのは院長先生もご存じの通りです。その点から考えると、川邉先生の歯周病治療は、患者様のニーズに応えるだけでなく時代のニーズにも対応した治療法であると言えるでしょう。

また、この治療法は自由診療となっていますので、医院側にとっても新しい自費メニューを導入できるという経営的なメリットがあります。さらに、この方法は指導法さえ把握していれば、ドクターではなく、歯科衛生士でも出来る事ですので、スタッフの時間単価を向上させることも実現出来るなど、いくつものメリットが凝縮された治療法となっています。

しかも、院長先生がやることは実に簡単で…

と、この2つだけです。

これだけで、患者様の歯周病を改善へと導くことができるようになり、先ほど申し上げたスタッフの時間単価 UP、新しい自費メニューの導入、売上 UP のメリットを手にすることが出来るのです。

そこで今回、院長先生のお役に立てればと思い…

となっており、貴医院を発展へと導いてくれることは間違いありません。さらに今回は、歯周病治療の基本且つ最も重要なカギを握っているブラッシングの指導法についても川邉先生独自の磨き方を公開して頂いております。