はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。
早速ですが、先生は
「歯科訪問診療」に関するお悩みをお持ちではありませんか?
現代の歯科業界にとって、訪問診療はなくてはならない選択肢の一つとなっています。保険点数の配分など経営的な側面はもとより、社会的なニーズの高まりも無視できません。
しかし、訪問診療を行っている医院が必ずしもうまく行っているかと言うとそうではありません。中には「訪問は大手じゃないと無理だよね」などとお考えの先生もいらっしゃるかと思います。
しかし、このような状況に対して…
「あるポイントさえおさえれば、間違いなく成功させることができる!」
と断言する人物がいます。
その人物こそが、本日ご紹介する
医療法人仁慈会 太田歯科医院の理事長を務める太田博見先生です。
医療法人 仁慈会 太田歯科医院 理事長
太田 博見 氏
「患者様と真剣に向き合い最後までお付き合いするためには、訪問診療も必要である」という言葉に共感し、訪問診療を真剣に取り組みはじめる。現在では、訪問、外来併せておよそ50名のスタッフを抱え、年商はおよそ3億円にまで成長している。
■略歴
1989年 鹿児島大学歯学部卒業
1992年 鹿児島大学大学院歯学研究科中退
1992年 曽山歯科医院勤務
1997年 太田歯科医院開院し、現在に至る
■所属等
日本在宅医学会会員
日本摂食嚥下リハ学会会員
日本静脈経腸栄養学会会員
抗加齢医学会会員
太田先生は、平成18年に訪問診療を始めましたが、当初は訪問先の獲得もままならず、なかなか軌道に乗せることができなかったとおっしゃいます。
しかし、あきらめることなく訪問続けながら患者さまや家族、施設スタッフの声に耳を傾けていく中で「訪問診療を行う上で必ず押さえるべきポイント」に気付き、それを実践していくことで、右肩上がりに成長を続け、今では毎日およそ100件の訪問を行い、新患数は毎月50名以上、さらには年商も3億円を超えるなど、着実に成長をとげていらっしゃいます。
太田先生が気づいた、歯科訪問診療を行ううえで押さえるべきポイントとは何なのでしょうか。
訪問診療において、太田先生は「他に負けない強みを持つことが大切」と考えており、その考えの元に太田歯科医院の歯科訪問センターにおける一番の強みは、
訪問診療では、主治医や患者様のご家族、ケアマネージャーをはじめ、患者さま以外にも多くの方々との関わりが必要になります。
そこで必要なのが「いかにして信頼を獲得することができるか」なのですが、歯科のなかでも重要な領域である「摂食嚥下」を診ることのできる歯科医師はまだまだ少ないにも関わらず、訪問診療においては非常に重要な視点です。
『訪問診療は「一般診療7割」「嚥下診療3割」と感じているのですが、「嚥下を考慮した治療は10割」と断言できます。それほど高齢者を対象とした治療では嚥下機能の把握とその対応は重要であり、この視点を加味した診査診断ができるか、否かは、訪問診療の質は大きく左右されます』
このようにおっしゃるのは、
太田歯科医院の副院長で歯科訪問診療センター長として、これまでに800件を超える嚥下内視鏡の症例をお持ちの、田實仁先生です。
太田歯科医院副院長 歯科訪問診療センター長
鹿児島大学大学院 口腔顎顔面外科
田實 仁 氏
■経歴
平成19年 鹿児島大学歯学部卒業
平成20年 鹿児島大学にて臨床研修修了
平成20年~ 太田歯科医院 勤務
平成23年~ 歯科訪問診療センター長就任
平成26年 第1回PDN(Patient Doctors Network) 九州VEセミナー講師
平成27年~ 大阪大学歯学部
顎口腔機能治療部 研修登録医
平成28年~ 鹿児島大学大学院入学
(口腔顎顔面外科 社会人大学院生)
■所属学会
日本在宅医療連合学会
日本老年歯科医学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
田實先生は、おっしゃいます。
「ご存じの通り、高齢者にとって嚥下は大きな問題となっています。だからこそ、口腔内治療のプロフェッショナルである歯科医は嚥下機能の正しい評価を行うことができなくてはいけません。そうすることによってご本人やご家族の意向を最優先に考えた治療を提供することにつながります」
こうして信頼を獲得することができると、自然と訪問依頼が次々に舞い込んでくるようになるのです。現在太田歯科医院では毎月およそ50件の訪問依頼がありますが、そのほとんどがこれまでの信頼関係をもとに主治医やケアマネージャーさんからの依頼です。
多くの先生は、まずは嚥下内視鏡を購入して、内視鏡を通せるようにならなくてはいけないとお考えかと思いますが、
これが大きな間違いです!
そもそも嚥下機能評価は、多くの場合主治医などからの依頼があって行うものですし、歯科医師から評価を行う必要性を提案できなければ全く意味がないのです。
そして、嚥下内視鏡の手技自体は少し練習すれば比較的容易に出来るようになるということも忘れてはいけません。
そう考えると、一番重要なのは総合的な「診査診断」なのです。
これは、きちんとした症例を用いて勉強しなければ、いつまでたってもできるようになりません。
多くの場合、嚥下機能評価は下記のような流れで行うことになります。
患者様の状況を正しく診査し、臨床推論を行い、内視鏡による嚥下機能評価で確認し、背景も含めて総合的に診断するという流れがお解りいただけるかと思います。
そこで今回、太田歯科医院の副院長で歯科訪問診療センター長として800件を超える嚥下診断の症例をお持ちの田實先生にお願いをして、彼が日々の訪問診療において、どのような視点を取り入れ診査診断を行っているのかについて詳しく説明するとともに、実際に出会う機会の多い症例のポイントを具体的に明示していただけるセミナーを開催させていただけることとなりました。
このセミナーでは、高価な嚥下内視鏡が無くても、すぐにでも摂食嚥下の視点で患者様の状況を診査診断できるようになることを目的に、訪問診療を行うにあたって歯科医師が持つべき訪問診療への考え、さらには、摂食嚥下を診るうえで押さえるべきポイントなど、今から訪問診療を始める院長先生はもちろん訪問診療を伸ばしていきたいとお考えの先生が、信頼を獲得でき、心から喜ばれる訪問診療が可能になる情報を惜しみなくご提供いただけることになりました。
このセミナーで学ぶことのできるノウハウの一部を紹介すると・・・
などなど、学べばすぐにでも訪問診療に活かすことのできる内容ばかりです。
当日は、実際の症例などをお持ちいただき、具体的な診療の流れや、実践的なノウハウも解説していただきます。
訪問診療にこれから取り組もうとされる医院も、訪問件数を伸ばそうと考えられている医院も、失敗することのない訪問診療の進め方を学んでいただける貴重な機会です。
今回は、15医院限定セミナーとさせていただきます。
更に今回、セミナーにご参加いただいた方には、 医療法人仁慈会理事長 太田歯科医院院長の太田博見先生もお迎えして行うシークレットセミナー&勉強会にご招待いたします!
院長である太田先生と副院長である田實先生のお二人と交流をもちながら直接学ぶことのできるまたとない機会ですのでぜひこの機会にご参加ください。
当日は、実際に太田歯科医院で行っている新たなお取組みについてのお話や、他では聞くことのできない、最新の情報なども織り交ぜてお話をしていただきます。
本セミナーにお申し込みの方にシークレットセミナー&勉強会の詳しいご案内をお送りいたしますのでぜひこの機会にご参加ください。
すぐにお席が埋まってしまうことが予想されますので、ぜひご参加ください!
今回ご紹介した、摂食嚥下を診るための診査診断について学ぶセミナーが非常に少ないことは、多くの先生が実感されていらっしゃることと思います。
それは、嚥下内視鏡を使うことが手段ではなく目的となってしまっているからにほかなりません。
素晴らしい技術や機材も活用方法を学ばなければ宝の持ち腐れ、全く意味がありません。
そればかりか、嚥下についての視点を持って患者様と向き合えば、ご本人やご家族をはじめ主治医やケアマネージャーさんからの信頼を獲得できどんどん紹介が舞い込むようになってくるのです。
ぜひこの貴重な機会に摂食嚥下を学び、日々の診療にお役立てください。