はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。

突然ですが、院長先生に質問があります。

「成功率の低いといわれている再根管治療で、そんな成功率を保てるはずがない」そう思われる先生もいらっしゃると思います。

なぜここまで高い成功率を誇るのか？

それは、アメリカでは主治医と専門医が連携して再根管治療を行うため、専門性の高い治療を施すことができるからです。

日本の再治療の現場において、再根管治療が必要な患者の歯を診てみると…根管がグチャグチャになっており、抜歯する選択肢しか残されていない、というケースが多いのが現状です。

その点、アメリカで行われている再根管治療は、論文でも発表されているように「成功率の高い再根管治療」が行われているのです。

そこで本日ご紹介したいのが、米国歯内療法専門医の松浦顯先生です。

松浦先生の病院には、エンドの問題を抱える患者様が、歯科医の紹介を通して多く来院されます。

根尖病変を持った患者様や、以前別の歯科医院で根管治療を行ったけれど下の歯がうずくなど…松浦先生のもとに集まるのは、そういった患者様ばかり。

「これはなんとかしなければ」と思い始めたことがきっかけで、自身の知識や技術を伝える啓蒙活動を始めます。

こんなデータがあります。

「再根管治療だけ」施した場合の成功率は40％。

これだけ見ると成功率は決して高いとは言えませんよね。

100人に再根管治療を実施した場合、60人は失敗してしまいます。

その失敗した60人の患者に外科的歯内療法を施すと9割以上が成功。つまり、100人中94人は成功するということになります。

とはいうものの、再根管治療を行う上で、先生はこんなことを考えていませんか？

「すべての患者の治療を、自分で行わなければならない」

しかし、再根管治療についての知識をちゃんと持っていない状態ですべてのケースの治療してしまうと、クレームや訴訟問題につながってしまいます。

では、どうするべきなのか。

特に、診査診断をしっかりと行うことこそが、再根管治療の成功率を高める一番のポイントなのです。

正しい診査診断を行うことで、治療の成功率を高めるばかりか、「この先生はしっかりと判断してくれて、正しい治療をしてくれる」と信用を得ることができます。

例えば…

「他院では“抜歯”と言われたけど、歯は残したい」
「とにかく歯が痛むから治してほしい」
といった患者様が来院されたとします。

こういった場合に、「この歯は治療に成功する歯なのか？」を見分けることができれば、先生が行う治療の方向性も変わってきます。

ここを徹底することで、患者様に的確な治療を施すことができるのです。

実際に自分で治療できるケースであった場合、安全で安心な器具を使いたい…

治療に合った安全な器具を正しく使うだけでも、まちがいなく治療効率はUPしますし、先生自身の負担もかなり少なくなるはずです。

そこで今回、松浦先生にお願いをして、実際に行っている再根管治療への考え方、その治療法について詳しくお話して頂くセミナーを行いました。

このセミナーでは、松浦先生がなにを基準に診査診断を行い、どんな治療法で、安心・安全な環境を整えるためにどのような器材が必要なのか、など詳しくお話して頂きました。

その内容を実践するだけで、貴院でも正しい再根管治療を施すことができ、クレームゼロ、それ以上に患者様から感謝され信用を勝ち取ることができるでしょう。

セミナーに参加された方だけでなく、ひとりでも多くの方に見て欲しいと思い、セミナーの全てを収録してDVD化しました。

などなど、院長先生にとって目から鱗のノウハウが120分に渡って収録されています。

さらに、セミナーの中で松浦先生が何度もお話されている、「歯内療法の成功率」、現場で役立つ、歯の状態ごとに成功率がまとめられている説明ツールをご紹介していただきました。

先生自身のご理解のためにも、患者さんへの説明にも活用できるものとなっております。