はじめまして、こんにちは。歯科医療総研の山本と申します。

これからお話することはとても重要です。なぜなら、このページをお読みの先生の医院経営に対する考え方が大きく変わる可能性があるからです。

東京都葛飾区にある細田歯科医院。この歯科医院は現在の院長先生のお父様の代から続く地域に根差した歯科医院です。本日ご紹介する現院長の中原維浩先生は2016年に医院を継承し、お父様との二人三脚で右肩上がりの成長を遂げており、日本で一番競争の激しい地域の一つと言われる東京都内にも関わらず、年商は1億円を超えています。

しかし、中原先生が考案し医院に取り入れた“ある秘策”によって、細田歯科医院の「売り上げ」はもちろん「患者様の評判」「地域での認知」は過去に類を見ないほど大きく伸び、中原先生が院長に就任してから1年足らずのうちに、それまでに比べ患者数は2倍となり、未だに日を追うごとに口コミで来院する患者様が増え続けています。

歯科医院の数は増え、差別化も難しいため、新患を獲得することも非常に困難な今日において、なぜ、細田歯科医院には多くの新患が訪れるのでしょうか。

その秘密は、中原先生のご経歴が関係しています。

中原先生は、歯科医師になる前は大手靴専門店のABC MARTに勤務していたという異色のご経歴をお持ちですが、そこで全国トップクラスの販売実績を挙げていらっしゃいました。

その経験を歯科医院経営の現場にも取り入れ、医院の受付周りで埃をかぶっていることが多いオーラルケア商品にスポットライトをあて、医院の新たな収益源として大きく育てていったのですが…

おそらく院長先生は…

と思われたのではないでしょうか。それも無理はありません。なぜなら、歯科医院における物販商品の平均売上は10万円前後とも言われており経営を立て直せる程の貢献は期待できないからです。

中原先生がオーラルケア商品の売上を伸ばすために行った2つの方法を具体的に言いますと…

となっています。

彼は、ABC MARTで働いている時、店内ディスプレイに商品を飾るディスプレイを担当していたのですが、その時に商品の「見せ方と並べ方」を変えるだけで、売れ行き方には天と地ほどの差が出ることを経験していました。

そこで、彼は並べる商品の数は●個以下にする、パッケージが●色のものは真ん中に並べるなど、商品の見せ方と並べ方を変えていったのです。

また、消耗品であるオーラルケア商品は、医院側にとって、定期的に来院し、継続して購入してもらえるという大きなメリットがあります。

そこで中原先生は月に1度だけ、患者様が殺到するような仕掛けを作り、一度でも医院でケア商品を購入した患者様は、定期的に買い物をしていただける仕組みを作ったのです。

この仕組みは実に強力で…

ABC MARTでの学んだ販促テクニックを歯科医院用にアレンジした中原先生の手腕、センスは実に見事としか言いようがありません。

このようにして、細田歯科医院の売上は伸びていったのですが、物販の売上アップに比例するかのように、医院では面白いことが起きていました。