はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。
近年、ますますマウスピース矯正が人気になってきていますがその理由はなんなのでしょうか。
もちろん、患者様としては見た目を気にせず歯並びをきれいにできるお手軽感がうけているのでしょう。
また、歯科医師側からしてもワイヤー矯正と異なり専門医でなくとも導入しやすいですし、技術的にも比較的難しくなさそうな印象があるから、ここまで取り扱い医院が増えているのだと思います。
しかし、だからこその弊害もいよいよ問題視されてきました。
矯正に関する十分な基礎知識を備えていないまま、ただ「流行っているから」と安易な理由で導入する医院も増えているのです。
そんな〝安易な矯正治療〟の影響で「もう何年も通っているのに治療が全然終わらない」「歯並びは良くなったが噛み合わせがズレた」といった症例も増加しているようです。
ごく自然に考えても、基礎に乏しい先生が安易な治療をやるのは危険です。
かえって歯並びが悪くなったり、噛み合わせが崩れてしまったり、後遺症が残ってしまった…といった失敗の症例は、
また、歯科医師側が未熟だと、その分だけ治療期間も延びてしまいます。
実際に、矯正スタート時点でのアプローチを間違えて、結局一から矯正をやり直さなければならない、という患者様が全国にいらっしゃるのが現実なのです。
実はこういった問題には共通点があります。
1〜10までのステップがあるとして、「1」の段階でその時点では気づかぬほどのほんの少しのズレがあるだけで、その先の工程で大きなトラブルが現れるといったケースがほとんどなんです。
そして、予期せぬトラブルに見舞われ、その都度、調整を繰り返し、今度はまた前回調整したはずの部分が邪魔をして手をつけられず、改善の手立てが見込めない…
治療が少し長引く程度ならまだいいですが、後遺症を残すほどの失敗は裁判沙汰にもなりかねません。
そうした最悪の事態を回避するためには、
逆を言えば、マウスピース矯正でのトラブルのない治療を提供している医院とそうでない医院との違いは…
言ってしまえば「1」の段階からの正しい基礎を押さえられているかどうか?の違いです。
基礎があれば事前からイメージできる引き出しも増え、リカバリーできる対応力も備わるし、そもそも自分のレベルから「やっていい症例」と「やってはいけない症例」の判断もつくので、トラブルを回避できます。
では、そうした正しい基礎知識を得るにはどうすればいいのか?
それは、たくさんの症例を経験してきた歯科医師から学ぶのが一番です。
そこで今回ご紹介するのが、インビザライン治療の国内屈指の権威である伊藤剛秀先生です。
インビザラインドクター
歯科医師 伊藤 剛秀
■経歴
マウスピース矯正の症例数(成約数)を1年で約10倍に増やし、日本一を誇る歯科医師であり、超音波で矯正期間を短縮する装置を日本で初めて開発。
新規の患者様のみならず、他医院で成果が出なかった患者が多く訪れる。
口腔内にとどまらず、全身を診る歯科治療には定評がある。
2020年、2021年「Invisalign RED DIAMOND PROVIDER」受賞。
伊藤先生は年間治療数1,000件以上のドクターにしか与えられない国内最高ランクのインビザラインレッドダイヤモンドプロバイダー認定者(日本で数名)で、これまで5,000以上の症例を経験してきました。
過去に企画した伊藤先生のセミナーや教材では、「一からマウスピース矯正を導入するためにはどうすればいいのか?」を主軸に、具体的な導入・診断方法や実症例のトラブルシューティングなどを解説。
伊藤先生の指導によって教え子からもインビザラインプロバイダーが多数輩出されています。
そうした活動で日本全国の先生に多大な影響を与えている伊藤先生から見ても、現在の日本のマウスピース矯正はまだまだ再治療が必要なケースも多い、と言います。
そんな現状を打破し、今後、日本全国の医院でより精度の高い矯正を安定して提供し続けるためには、単純な知識や技術向上のほかにも、〝2つの基礎〟が求められると言います。
まず、そもそもの「マウスピース矯正によってどのように歯が動いていくのか?」といった根本部分の理解を改めて深めておくと、その後の治療精度は格段に向上します。
コンピューターで行うシミュレーションは、あくまでマウスピースの形を設計するものです。
決して実際の歯の動きを示すものではないのですが、この根本を明確に理解しないまま矯正を進めてしまう先生が意外と多いそうなのです。
マウスピースを嵌めれば歯冠に力がかかりますが、歯根まで思うような位置にスライドできる訳ではありません。
実際は歯が倒れて傾くだけなのですが、
シミュレーションと実際の歯の動きは違います。
患者様の骨の状況によってもシミュレーション通りいかないことも多いかと思います。
そこで、歯冠を動かしつつ、歯根までコントロールしていくためにアタッチメントで全体的な歯並びのコントロールをしていく必要があるのです。
歯冠と歯根の動きのズレが明確にイメージでき、アタッチメントを使って自由自在にゴールイメージを描けるようになる。
これらは文面で伝えるものでなく、実際にエキスパートから教わりながら習得していく要素が強いですが、今後、マウスピース矯正の治療技術がアップデートしていっても変わらない普遍的な基礎となるでしょう。
前述したような基礎を備えていれば、矯正のゴールがイメージできるので、具体的にやれること、やれないことの判断もつくようになります。
この歪みや顎関節の形、CTの情報からすると、「自医院では難しい」と判断できたり、診査診断の基準が明確にあれば奥歯の不咬合、歯槽骨からの歯根の突出、歯並びの悪化、治療期間の延期といったトラブルも回避可能です。
行き当たりばったりで治療をスタートして結局やり直しにならないためには、
数多くの症例に直に触れたり、他の先生の症例解説などで学びを得て、確固たる診査診断の基準を確立する必要があるのです。
これらの考え方は、マウスピース矯正をこれから導入する初学者はもちろん、すでに導入している医院にとって抜け落としがちな視点も多く含まれていますが、なかなか人に聞けないものであったりもすると思います。
そこで今回、伊藤先生にセミナーを開催してもらい、「絶対に知っておくべき基礎」をまとめた講義をしてもらいました。
そして、この講義は動画教材としてご用意したのですが、その内容の一部をご紹介いたしますと…
このような内容が、およそ86分にわたる密度の濃い講義として収録されています。
今回は臨床的な基礎知識のみでなく、リピーターの増やし方といった長期的な集患の戦略や、スタッフ教育、最も効率の良い収益の立て方といった、実務的な売上アップについてもかなり詳しくお話し頂きました。
それらを含め、過去の伊藤先生のシリーズのみでは伝えきれなかった細部まで収録し、より基礎に特化した内容となったため、現代矯正学の「エピソード0」の位置付けとなります。
臨床における基礎レベル向上はもちろん、集患戦略についてもかなりリアルな数字を隅々まで公開してくださっており…伊藤先生にとっては、本来手の内を明かすメリットがないはずの戦略がふんだんに盛り込まれているので、これだけで売上アップする医院が激増することが予測されます。
特に集患(マーケティング)についての内容だけでも、コンサルタントに依頼すると数十万円では利かない費用が掛かるほどの生々しい情報が公開されています。
ですから、普通に考えれば高額になるのですが、伊藤先生のノウハウに興味を持って頂いた方には少しでも安く提供して貴医院を発展へと導いてほしいと思い44,800円で提供させて頂きたいと思うのですが…