はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。
私ども歯科医療総研は、今まで、3000を超える歯科医院様とお付き合いをさせて頂いており、様々な質問を頂くのですが、ここ数年は人材の採用に関するお問い合わせが増えています。しかし、「人材の採用は簡単」と述べる歯科医院もあり、
そこで私は、人材採用に困っていない歯科医院院長に取材を試みたところ、
それは、本日ご紹介する株式会社グランジュテの代表取締役を務める伊藤(丹野)祐子氏のアドバイスを受けていたことです。
株式会社グランジュテ
代表取締役 伊藤(丹野)祐子
外資系航空会社にて客室乗務員として勤務後、スイス系プライベートバンクにて勤務。2006年より10年にわたり、3代続く歯科医院にて勤務。歯科医院に勤務当初は、スタッフも定着せず、患者数は1日5名という状態だったが、最新のマーケティング手法の導入や、試行錯誤の末に確立したスタッフが定着する採用法により、現在ではスタッフが活き活き働き、1日100名もの患者様が訪れるまでのV字回復に成功している。2014年1月、株式会社グランジュテを設立。自身も代表として、これまでの経験を活かし、採用支援、接遇指導、TC育成等のセミナーやコンサルティングを全国のクライアント医院に向け行っている。
■ 経歴
少子高齢化による若者の減少、歯科医院の乱立などによって、優秀な人材確保云々ではなく、人材の雇用自体が難しい昨今の歯科業界において、なぜ彼女は、簡単に医院の戦力になる人材を見つけることが出来るのでしょうか。
その秘密を伊藤氏に伺ってみると…
という答えが返ってきました。
確かに、彼女の言う通り、人材の雇用は広告を打つことが重要です。ただ、広告を打っても、一向に反応がないからこそ、多くの歯科医院は人材不足に頭を抱えているのです。しかし、ここで考えて頂きたいのは、貴医院が使っている広告サイトが本当に役立つものなのかということです。
例えば、歯科関係の求人と言えばグッピーが有名です。おそらく、貴医院も利用されていることでしょう。
確かに、グッピーは歯科関係者からすれば知名度のある求人サイトです。しかし、受付や歯科助手など歯科医師や歯科衛生士以外の求職者にとっての認知度が低い為に十分な反応を得られないケースがあります。そこで、伊藤氏は“別のサイト”を併用して広告を打ちます。
院長先生は「Indeed(インディード)」という求人サイトをご存じでしょうか。このサイトは一般の求職者の間では知名度の高いサイトとなっており、
グッピーの登録者数は5万人ですので、求人者の数は2倍も違っているのですが、この数字の開きは、インディードの方が2倍の確率で求人への応募があることを意味していることはお分かりでしょう。
そもそも仕事を探すときは一番有名だったり、すぐ思いつく求人サイトを使うのが普通です。それ故に、求職者が歯科関係の求人をグッピーなどの医療求人の専門サイトで探すはずだというのは歯科側の勝手な思い込みなのです。
だから伊藤氏は、求人は決まってインディードを使います。とは言え、いくら求人者登録が多いサイトだからといって広告を出すだけで応募が来るわけではありません。
そこで伊藤氏は、インディードだから出来る
例えば、労働条件の“書き方”を工夫するものがあります。これは、労働条件を変えるのではなく、表現方法を変えるだけなので、無理に給与などを引き上げる必要もなく、求職者の興味を引くことが出来ます。
また、伊藤氏はSNSツールの「インスタグラム」を活用した求人を行っています。インスタグラムというのは、今、若い女性が一番利用しているSNSとなっており、求人媒体は見ないけれども、インスタグラムは毎日見るという方が非常に多いです。それだけ求職者にとって身近なツールなので、他社の求人広告と比較すると目に触れる回数が圧倒的に違っているのです。
しかも、インスタグラムを使った情報発信は僅か1分程度の時間で済む為、歯科業務の妨げにもなりませんし、スタッフの負担にもならないといったメリットもあります。正直、これほど簡単且つ効率的な求人方法はないと言えるでしょう。
と、このようにお話すると「そんな簡単なわけないでしょう」と思われたかもしれません。確かに、院長先生がそう思われる気持ちも分かります。しかし、インスタグラムでの求人は一部大手企業だととっくにやっている手法であり、歯科医院だけが今まで知らなかった求人方法なのです。だからこそ、やる価値がありますし、今はまだライバルが少ないわけで、簡単な作業で求人を集めることが出来るのです。
ここまでお手紙を読んで頂ければお分かり頂けたと思いますが、雇用が難しい昨今で伊藤氏が簡単に人材を集められている理由は
この2つを活用すれば、隙のない最強の求人システムを作れることは言うまでもないでしょう。そこで今回、伊藤氏にお願いをして、伊藤流の採用術を語って頂くセミナーを開催して、その全てをDVDに収録致しました。
などなど、院長先生にとって目から鱗のノウハウが約1時間32分に渡って収録されているのですが…いくら、伊藤氏の採用方法を使って応募を集めたところで、もし、面接時に貴医院での不手際があると後から求職者に断られてしまいます。
そこで今回は採用テクニックだけではなく、貴医院が欲しい人材を確実に雇用する為に、面接時における医院の対応や面接が終わった後に行うべき求職者へのフォローテクニックなど、痒いところに手が届く内容まで語られています。さらに、伊藤氏が「実は面接よりもっと重要」と語る院内見学時の医院側の対応方法や注意すべき点なども収録されており、求人の一連の流れにおける全てが網羅されています。