はじめまして、こんにちは。
歯科医療総研の山本と申します。
歯科医療における予防の重要性は敢えて言う必要はないと思います。もちろんそれは「臨床」「経営」の両方の側面においてです。
しかしながら、もし院長先生が「インプラントや矯正などの自費治療だけで稼ぐクリニックにするから予防は興味ない」というお考えであれば、今回のご案内はまったく無意味になるのでここで読むのを止めてしまってください。
と言っても、ほとんどの院長先生は歯科医療における予防診療を大切にされていて、その可能性をもっと広げていきたいとお考えだと思います。
近年ではホームケアの意識が浸透しており、患者様のデンタルIQも向上してきていますが、世界的に見たら日本人の予防意識はまだまだ足りていないのは実感されているでしょう。
実は、様々な疾患の原因となる細菌層に対して新しい考え方があり、長年の研究や検証の結果…
歯科における予防診療の精度をさらに高める方法の発表がされたのです。
その重大発表を行ったのが、つじむら歯科医院理事長の辻村 傑先生で、彼は世界中の情報を集めながら研究をし続けている日本の予防歯科におけるキーパーソンの一人です。
医療法人社団 つじむら歯科医院
理事長 辻村 傑
日本国内において初となる、本格的な北欧式の予防歯科システムを導入。その取り組みはメディアに取り上げられるなど常に高い注目を集めている。
■ 経歴
神奈川歯科大学 卒業 / つじむら歯科医院 開業 / 医療法人社団つじむら歯科医院 開設 / 神奈川歯科大学生体管理医学講座 / 薬理学分野大学院 / 南カリフォルニア大学客員研究員 / 南カリフォルニア大学アンバサダー(任命大使) / ハートフルスマイルデンタルクリニック茅ヶ崎 開業 / インディアナ大学 歯周病学インプラント科客員講師 / インディアナ大学医学部解剖学 / 顎顔面頭蓋部臨床解剖 認定医 / 国際口腔インプラント学会 指導医
■ 学位・所属学会
IIPD国際予防歯科学会認定医 / 日本抗加齢医学会認定医 / 日本歯科人間ドック学会認定医 / 日本口腔医学会認定医 / セカンドオピニオン専門医 / DGZI国際インプラント学会認定医 / 日本咀嚼学会会員 / 日本保存学会会員 / 日本全身咬合学会会員 / 日本口腔インプラント学会会員 / 国際歯周内科学研究会会員 / 日本口腔内科学研究会会員 / 床矯正研究会会員 / 神奈川矯正研究会会員 / 日本臨床唾液学会会員 / NPO法人歯と健康を守ろう会会員 / 日本ヘルスケア歯科研究会会員 / 伊勢原市中央保育園学校歯科医 / 日本食育指導士 / 健康咀嚼指導士
ご自身の経営するクリニックは予防主体の経営で、自費率は97%を超え圧倒的な定期来院患者を抱えているので、ご自身の医院でも予防における臨床と経営の効果を証明し続けています。
そんな辻村先生が発表したのは、予防において日本より数段上を行くスウェーデンでも広く認知されているもので、
ご存じの通り、抗菌薬などを使用して細菌を一時的に減らすことができても、なくすことはできずに元に戻ります。
また、耐性菌の発生する懸念もあります。ですので、細菌と共存共栄させるという意識をもってコントロールしていくことが重要です。
辻村先生は「悪玉菌群」「善玉菌群」「日和菌」などの細菌バランスをコントロールしていくという発想の元に構築された予防方法を考案し、トータルヘルスプログラムと名付けましたが、これが2022年になってアップデートされることになりました。
そして、今まで辻村先生がプログラム化できていなかった細菌叢のコントロール方法が長年の研究によってようやく公にできることになったのです。
このプログラムによって、従来の日本の予防における「虫歯や歯周病のリスクを低減させる治療」ではなく…
「虫歯や歯周病の根本的な治療」という位置づけまで予防診療を引き上げることに成功し、さらには予防によってその後の治療リスクを大幅に低減させる実績を多く作り上げています。
では、2022年最新版のトータルヘルスプログラムとはどういうものなのか。
その全貌を知っていただくためのポイントは、大きく分けて3つです。
1、ゲノム解析による口腔内を高精度の診断分析・評価
2、3DSで細菌のコントロールを行う
3、ワンストロークSRPの確立をする
一般的な検査方法としては「リアルタイムPCR法」がありますが、これは検査したい菌類をターゲティングし、増幅することによって測りますが、「ゲノム解析」は唾液中の全ての菌を抽出してナンバーをつけていきます。
その中にはまだ名前の付いていないような菌も含まれていますが、これは毎年のように研究されナンバリングさせるので、時間が経ってから遡って菌のリスクを調べることも可能です。
それによって、リアルタイムPCR法とは比べ物にならないほどの様々な情報を得ることができるので、検査後の治療計画において大きなメリットをもたらすことになります。
3DSに関してはご存知の先生も多いと思いますが、ブラックアウトを使うことが多いですよね。しかしこれだと味覚に影響をきたすなどの身体への問題も起こります。
ですので、3DSでは体液から摘出された抗菌と止血作用のある「リゾチウム」と、菌の外壁を取り除いて内容成分を外に出しリゾチウムが入りやすくする「キトサン」を使います。 これにより、悪いものを抜いて良いものを入れるという効果を発揮させることができます。
そして、辻村先生はこの2つの成分を主とした「3DSペースト」を、東京医科歯科大学など複数の機関と3年以上の歳月をかけて共同開発させました。
SRPに関しては、通常は歯肉縁上にあるものを除去して、緑下にあったものが縁上に現れたら除去することを繰り返す処置が多いと思いますが、これだと緑下の歯石はそのままなので「見かけだけの治療」となってしまいます。
歯周治療を短期間で確実に組織治療へと導くために、歯肉縁下から縁上までを一回のストロークで行うスキルは非常に有効で、理想的な歯周組織獲得へと繋がるのです。
いかがでしたでしょうか?
トータルヘルスプログラムは自費診療になりますが、先ほどお話ししたポイントによって従来法にはない予防効果を発揮し、必ず患者様はついてくるので…
これによって、30を超える導入医院では自費率90%超えが多発しています。
敢えて検査段階から自費診療を提供することによって、その後もほとんどの患者様が自分に必要な自費診療を自然に選択していくようになるのです。
もちろんそうなってもらえるとより患者様の健康の質は向上しますし、自費率もアップするという結果となります。
ですので、冒頭でも確認しましたが…
そこで、一部の先生にしか公開されていない、この偉大な成果を「全国の院長先生に知って欲しい」という辻村先生の想いもあり、わざわざ特別セミナーを開催してもらい収録させてもらうことになったのです。
細菌叢のコントロールという実践的な臨床テクニックは、しっかりとエビデンスデータを基に解説されるべきだと思いますし、予防というものは医院全体で取り組んでいくものですので…臨床的なところだけではなく、院長主義でありスタッフ主体のカウンセリングやコンサルテーションなどのオペレーション方法なども初公開していただけました。
そして、このセミナーの内容を収録し、歯科医療総研のお客様だけのために動画教材としてご提供させていただく運びとなりましたので、どうか院長先生の予防に対する世界観を広げ、世界的なレベルにまで引き上げる予防診療の知見を得るためにご活用いただきたく思います。
そこで、収録内容から今回のご案内しきれなかった院長先生が得られるメリットの一部をご紹介しますと…
このように、予防先進国のエビデンスに基づいた辻村先生の長年の研究結果とも言える内容が316分に渡って語られています。
収録時間をみてわかる通り、かなりの大ボリュームの講義となっていますが、だからこそ「超高精度予防プログラム」という壮大なテーマを存分に講義していただけました。
今回ご紹介したのは、科学的に検証され、世界的なエビデンスを獲得した「超高精度予防プログラム」になります。
ですから、値段には本当に悩みました。悩みぬいた末に、興味を持っていただいた先生には少しでも安く提供したいと思い49,800円を定価にしたのですが…